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グランビルの8法則とは、株価と移動平均線を用いた代表的な分析方法のひとつです。これは4つの買いシグナルと4つの売りシグナルで構成されています。
例えば移動平均線がずっと上昇しつづけていたものが、横ばいまたは下降になり、株価が移動平均線を上から下に突き抜けたら「売り」、逆に移動平均線がずっと下降していたものが、横ばいまたは上昇になり、株価が移動平均線を下から上に突き抜けたら「買い」と判断するものです。
★買いのシグナル
(1)移動平均線が下降から横ばいまたは上昇になり、株価が移動平均線を下から上に突きぬけたとき。
(2)移動平均線が上昇し、株価が移動平均線の下にぬけたか、横ばいのとき。
(3)移動平均線より上に株価があり、株価が少しさがるものの、移動平均線の下にぬけずに再度上昇したとき。
(4)移動平均線が下降しているときに株価が急落したとき。
★売りのシグナル
(5)上昇していた移動平均線が横ばいまたは下降し、株価が上から下に突きぬけたとき。
(6)移動平均線が下がっている途中に、株価が移動平均線を上回ったとき。
(7)移動平均線が下降しているときに、株価が上がったものの、移動平均線を超えられず再度下降したとき。
(8)移動平均線も株価も上昇しているが、株価が移動平均線と大きく離れているとき。
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