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ネット証券では、24時間売買注文が出せるのが一般的ですが、実際に取引が成立するのは、証券取引所が営業している時間中だけになります。売買注文が出せる時間と、取引が成立する時間とは異なるという事に注意しましょう。
■実際の取引は昼間の4時間半だけ
投資家が出した売買注文は、証券会社を通じて証券取引所に集められます。しかしすぐに証券取引所に注文が届いているわけではなく、売買注文が証券取引所に送られるのは、証券取引所の営業時間内に限られます。この営業時間のことを「立ち会い時間」といいます。
立ち会い時間は、午前と午後の1日2回に分かれています。午前の立ち会いは9時から11時までで「前場(ぜんば)」といいます。東証の場合、午後の立ち会いは12時30分から15時までで「後場(ごば)」といいます。
また土日、祝日と年末年始(12月31日〜1月3日)はお休みになります。1年が始まる1月4日は「大発会(だいはっかい)」、1年の最後の取引が行われる12月30日は「大納会(だいのうかい)」といい、大発会と大納会の日は、前場のみの立ち会いになります。
■注文はいつでもできる!
注文そのものは立ち会い時間外でも受け付け可能です。特にネット証券では24時間注文を受け付けているところが一般的です。立ち会い時間外に証券会社に送れられた売買注文は、いったん証券会社のコンピュータにためられ、翌日の寄り付きに一斉に注文が実行される事になっております。
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