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一目均衡表とはとは、5種類の線(転換線・基準線・先行スパン1・先行スパン2・遅行スパン)を引いて作図し、それらの線の位置関係により将来の株価を予測するテクニカル指標で、売りと買いの均衡関係が一目でわかるようになっています。
先行スパン1と先行スパン2からなる帯が「雲」と呼ばれるものです。この雲が厚いほど株価は雲に跳ね返されやすく、薄いほど雲を突っきる可能性が高いといわれています。また、株価が雲より上にあれば相場が強く、株価が雲の下にあるなら相場が弱いと読み取れます。
★売買シグナル
一般的に、転換線が基準線を上に越えたら「買いシグナル」、転換線が基準線より下にある場合は「売りシグナル」といわれています。転換線が基準線を越えている状態を「好転」、転換線が基準線を下降していく状態を「逆転」とよびます。
また株価が「雲」をつきぬけた場合は、相場の転換店とみることができます。雲の下にあった株価が雲を突き抜けて上昇してきたら、上昇トレンドに勢いがあると判断でき「買い」のシグナルといえるでしょう。反対に株価が雲を突き抜けて下降したら、「売り」のシグナルといえます。
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